はい、皆さんこんにちは
今回は今の感性を大事にしたいなっていうお話をして行こうと思います。

今はねなんとなく酔っ払って勢いで適当に思っていることを喋っているだけなので、適当に流していただければなという風にも思います。

この間、宇都宮さんの【少年「大人になったらゲームいっぱい買うんだ!」っていう小学生にマジの回答をしてしまった話】

https://monaledge.com/article/213

の記事を読んでいて思ったんですけれど、今持っている感性というものは未来永劫続くものではないなっていうふうに思いました。

記事の中にもありましたが

歳を取ればゲームに費やす時間の捻出もそこそこできて、
お金もそこそこできてきます。
しかし若い間にしかない感性、感受性、感動の覚え方、
異常な集中力、徹夜で遊ぶテンション、
どれもお金では買えません

これはとても共感することができました。
僕も小中学生の頃は相当なゲームはでしたが、大学受験の準備も兼ねてあまりゲームをやらなくなりました。受験が終わり、大学生になってからの時間や、大人になってからの深夜の時間などゲームをやるには十分な自由な時間、そしてお金があるにも関わらずゲームをやりたいという渇望が小中学生の頃よりも沸いてきません。

おそらく感性というものは
人生のフェーズにおいて移ろいがあるものなのでしょう。
小中学生の時に持っていた感性と、僕は20代になって守っている今の感性、そして数十年後に持っている感性、どれも全部違うのでしょう

どのフェーズにおいても新しい感性が追加されて、過去の感性は徐々に失われていくものだとも思っています。
例えば小中学生の時に、酒に関する感性を持っていませんでしたが、今となってはお酒に対する感性はとても豊かなものになっています。コーヒーもしかりですね。
一方で、ゲームに対する関節いいものはある程度失われてしまったのかもしれません(今もゲームは好きなのである程度はやりますかが)

そういう意味では、今やってみたいと思ったことや
欲しいなと思ったものなどは、少し先の自分には全く価値を感じないものになっている可能性もあるのかなという風にも思っています。

もし仮に、今興味が湧いたものがあった時に
手を出せない領域のものではないけれど、それに手を出してしまうと今まで積み上げてきた貯金などが溶けてしまうといった状況の時に一歩踏み出せるか踏み出せないかが大事になってくるのかなという風にも思います。

おそらく貯金に関しては、それなりに頑張れば年をとってからでも出来るチャンスは何度も来るでしょう。

しかし今、素敵だなと感じたそのものに関しては将来もう一度同じ感情が起こるとは限りません。そういう意味では、今何か素晴らしいと思ったものが目の前にあって、全てをなげうてば、手が出せないものではないというものに手を出してみるということは、後々の後悔をしないという意味では良い選択なのかもしれません。

さらに言うと、ある程度歳を重ねて家庭を持つなど強い制約ができていた時にそのような判断は個人でできるものでもなくなってくることが未来には予想されます。

もちろん何かやりたいことや目標があってそれを達成するためにこつこつと貯金をする事は素晴らしいと思います。
一方で、なんとなく将来の不安であったり、目的もなくとりあえず貯金をしておこうみたいなモチベーションで今の自分にとって目の前にある素敵だと思えるものをスルーしてしまうことはちょっともったいないようなことにも思えてしまいます。

数年後に、今の自分に対してやらなかったことの後悔はしないようにしたいものだなあというふうにふと思いましたというお話です。

そういう意味では、僕が新卒のタイミングでポルシェ・ボクスターを購入したことは非常に良かった選択だったと思います。
まぎれもなく今の自分には、ポルシェボクスターは輝いて見える素晴らしい車だと心の底から思えるからです。実際に運転していても楽しいし、ボクスターを通して得られる経験というものにも大満足しています。オープンカーであるがゆえに視覚、聴覚、嗅覚などをダイレクトに刺激してくれて、旅先での体験をより鮮明な記憶として残してくれます。

また、四十代五十代の車好きのおじちゃん達に、「若いのにいい車乗ってるね」という感じで声をかけてもらったり、通常であれば関わりのなかったような人たちとの関わりを持つきっかけにもなっています。

そういった外的要因もありますが、それなしでも十分に買ってよかったなと思える車でした。今では2週間に1度手洗い洗車場に持って行っておよそ2,3時間かけて綺麗に仕上げることが楽しみにもなっています。
常に窓と屋根を開けて、エンジンを出す音や、足回りのベアリングが回る音などをずーっと聞いて、異音が鳴ったらすぐにわかるようにもなってきました。

正直、数年前はここまで車に感情移入するとは思っていませんでしたが、今になって蓋を開けてみるとどっぷりと感情移入しております。
ここまで好きになることができて、大切に思える車を手にすることができたことは本当にラッキーなことだと思います。

ポルシェなど外車の場合、もちろんステータスで選ぶ方もある程度いらっしゃいますが
熱狂的に車が好きな人が選ぶメーカーである割合も高いと思います。
(こんなこと書くと怒られそうですが、ベンツや BMW の方がステータスとして車を持っている方が多いような印象を受けます。個人的な感覚で言うと、ドイツ車なのにホイールをちゃんと磨いていない個体の割合が多いなという風に感じるからです。)

僕の買った車は21年前に製造された初期型のボクスターです。
21年も前なので旧車ですし、通常であれば相当古臭い見た目になっているはずです。

しかし数十年経っても色あせないデザインができるポルシェはさすがなと思います。
またボクスターの場合は過去のオーナーさん達が大事に乗ってきたということがよくわかります。車の細かいところを見ればよくわかりますが、個人的に一番驚いたのはシートの釣りがほとんどないことです。特に車のシートの運転席側は、乗り降りのために擦れてしまうため、革のシートであればひび割れが入ったりということはよくあることです。しかし僕の奥さんの場合は21年経っているにも関わらず綺麗な状態のままでしたら。
どこかのタイミングで張り替えたのかもしれませんがそれにしてもボディ、シート、内装、エンジン、どれをとっても21年経っているとは思えないほど状態が良いです。

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そんな車を受け付けることができたということがとても運命的ななという風にも思っています。

この話に特にオチがあるわけではありませんか、人生割とノリと勢いで大きな決断をしてしまっても、案外に乗っかる方向に行った方が結構楽しかったり、 それを通して得た経験とかが後々、巡り巡って何かの役に立ったりっていうことも結構あるのかなっていうふうにも思ったりしました