環境問題が取り沙汰されて久しい今日この頃

SDGsなんて叫ばれて

  • 資源を大切に
  • 緑を大事に

ひいては「地球を守ろう」みたいなことをよく聞きます

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環境保護とは地球の歴史レベルで考えるとどうなるでしょう?

https://tenbou.nies.go.jp/learning/note/theme1_1.html

46億年前、誕生したばかりの地球の大気は、高温・高圧の水蒸気が大部分を占め、その他に二酸化炭素、窒素などを含んでいたと考えられている。その後、数億年かけて地表が冷え、水蒸気が雨となって地表に降り注いで海ができると、大気の主成分は二酸化炭素と窒素になった。さらに、海に二酸化炭素が溶け込み、その一部がカルシウムイオンと結合して、石灰岩(炭酸カルシウム)として海底に堆積することにより、大気中の二酸化炭素は減少し、大気の主成分は窒素になった。
 およそ27億年前、太陽の光エネルギーを利用して光合成を行うラン藻(シアノバクテリア)が海中に誕生し、二酸化炭素と水から有機物と酸素が生成されるようになると、大気中の二酸化炭素はさらに減少し、酸素が増えはじめた。その後、生物が進化して陸上に進出し、多様な植物による光合成が活発に行われることで、酸素はさらに増え、大気は数十億年かけて、窒素と酸素を主成分とする現在の組成になった。

これをみてみると、地球は本来二酸化炭素に包まれた天体であったと考えられます。
そこにポッと出てきたシアノバクテリアにより光合成を行う生き物が誕生し、海から酸素を放出しオゾン層を作り、地表の紫外線が減ったので地上に進出し、地球を陸海の両方で植物が征服したと言う考え方もできます。

そう言う意味で言うと、森林を破壊し、化石燃料を燃やして大量の二酸化炭素を大気に"戻している"人間というのは地球からしたら、元の姿に再生してくれていると思われているのかもしれませんね

まあ、そうやってできる環境が人間にとって住みやすい環境かどうかは別問題ですがw