数か月くらい前から、僕の986ボクスターがある程度走行してあったまってきたくらいのタイミングで「キーキー」という異音が走行中に鳴るようになりました。
幌を締めていれば気になるほどの音量ではないのですが、オープンカーの状態で音が鳴ってしまうと結構気になってしまいます。
音が鳴るにも色々条件があって
- 始動直後はならず、ある程度走ってから急に音が鳴り始める(30 ~ 50kmくらい走ってから)
- 走行中に音が鳴って、信号待ちの時など停止している時には音が鳴らない
- 走行中でもフットブレーキを踏んだ時にはタイヤが回っていても音が止まることが多い
- ステアリングを切って横Gが掛かっているいる時に音がなることあ多い
というような状態でした
走行中に音が鳴るという理由からハブベアリングが怪しいかなとも思って点検を依頼してみたのですが特に問題はありませんでした。
なので次に怪しいと思われるのはブレーキ周りかなという気がしました。
整備工場に持ち込むにあたって
とはいえ音が毎回なるわけでもなく、1日くらい放置してしまうと音が鳴らなくなってしまうので整備工場に預けてしまうと状況を再現するのは難しくなってしまいます。
なので音が鳴るような状態になってから整備工場に持ち込んで、音が鳴るような状態になってから整備工場に持ち込んで整備士さんに試乗してもらって判断をしてもらいました。
診断結果・対処法
整備士さん曰く
「この手の音は結構色々なパターンでなることがあるので断定は難しいですがブレーキの可能性が高そうです」
というような回答を得ました。
とりあえず最初は一番やりやすいブレーキパッドの交換からやってみて様子を見るという方針で今回の整備はすることにしました。
自分で乗っている時には右リアのタイヤ付近から音が鳴っているような感じがしていましたが、整備士さんがよくよく確認してみると音はどうやら右フロントタイヤの付近から音が鳴っているそうです。
車に乗って動いているとどこから音が鳴っているのかを判定するのは難しいものですね。
そんなこんなで一旦右フロントのブレーキパッドをポルシェ純正ブレーキパッドに交換するということで今回の整備をしてみました。
整備後
結果的にこれで音がなることはなくなりました。
整備士の方が分解してブレーキパッドを確認してみると、どうやら社外製のブレーキパッドが装着されていたそうです。
これは結構ポルシェあるあるらしいのですが、ポルシェ純正ブレーキパッドは
- 値段が高い
- ブレーキダストが出やすく(ホイールが汚れやすい)
- 摩耗が早い
ということもあって、結構社外製のブレーキパッドを入れる方がいるらしいのですが、社外製のブレーキパットにしてしまうとブレーキ鳴きが起こりやすくなってしまうそうです。なので結局ポルシェ純正のブレーキパッドを最終的に入れるというパターンになることがとても多いそうです。
なのでおそらく今回怒っていた走行中の異音も社外製ブレーキパッドが原因ではないかと考えられます。
まあそんなこんなで異音が鳴らずに走れるようになったおかげで、長距離ドライブを臆することなくすることができるようになって一安心です。
高くても純正ブレーキパッドにするのは大事なのかなぁ思いました
ちなみに、金額は
- ブレーキパッド1つ : 26,950円
- 工賃 : 13,200
で4万円ほどでした。
ブレーキパッド1つでこの値段はさすがポルシェだなぁって感じがしますね。
とはいえ、ポルシェといえばブレーキが一番の目玉みたいなところはあるのでケチる場所ではないかなという感じはします。
p.s.
整備士さんが整備してくださっているときに、サイドブレーキの方でも異音が気になったのでちょっと調整してくださってました。
それに関してはサービスですと言ってくださったので本当に感謝・感謝です!
なので、もしかしたら異音の原因はサイドブレーキの方だった可能性もありますとだけ付け加えておきます。